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The Leon Album

by Ueda Takayasu

subscriber exclusive
1.
intro 00:17
intro ぼくは紙とペン持った ちょっとかわった女の子 きみはいつもしらんかお ふりむいてほしくて 絵をかく今日も
2.
ほえづら(Wolf Face) 僕にかみついたオオカミの歯形が じんわりひろがって そのうちに膿んでる やたらこわがって 利き腕に抱けない 深いしげみで 僕をみてうなってた 骨まで飢えて土まで渇くような そんな孤独がぽたりとしたたってた 僕よりもずっとひどい暮らしで それでも気ままに卵を食んでた あふれる木々の葉かげで 流れる川辺の路地で 僕はゆっくりタバコをくゆらせて こうしてじっくり殺伐としている 藁にもすがって 人肌にすがっていた そんな輩はうんざりと観たけど 僕がふれていたはずの股木は あせた手筈でいつも思い出せない はげしいきみのほえづら それでも殻を剥けない 歯茎に飛びでたキバが 書きあげた文も食いちぎった どうしてそんなに僕には貪欲なのか そんなにさっぱりわからなくないけれど どうしたことか気づけば僕も飢えて ともえになり共食いをはじめてた さげすむ声が飛び交って そうしてまんまと死にかけて蘇る 安堵をすれば生きかけて死にかける 不穏なことに微笑みがこぼれだす 獣がふいをつかれて 不実な散弾を打ち込まれ 道理がきみの尾をひき 清潔な檻で僕を待つ
3.
ぼくは灯台(Lighthouse) 君の光を思い出して ただじっと 光る灯台 いつか忘れ去られる どうすることもできない ぼくは灯台 船が止まっては発ってゆく ぼくは灯台 いつかの色を 灯しては ただじっと 光る灯台 ぼくは灯台 迎えが来ない灯台 君の光を思い出して
4.
めやに(They Want Me Lose) 十年ぶりの寝覚めの中で 無邪気になってまくらをなげた ずいぶん眠っていたせいなのか 僕のわきに知らない影がある はじめまして どちらさまですか 僕を忘れた人たちだけが 懐かしんで僕を殺した あらゆる友の心の中で おくやみだけが上書きされていた そもそもそれは 友でもなかった 一心不乱に疑っている 僕の言葉ひとつひとつ  平たい目して視界せばめて ほんとの富も知れなかった人たち なつかしいな 会いたくないな おもい通りにならない僕に やさしい顔で舌をだして あまりにありがた迷惑だから おじぎしながらおしりをだした なんならいっそ くそでもしようか あざけるだけの木々が並び 風のやじがこだましている 車の列がすすり泣いて ひつぎをかつぐ人だけがいない そんなことなら ふとんに入って 幸福な調べを 耳にしきつめたい でもまだ不幸せで おなかが鳴りやまない まくらをかまえ ねぐせをなおす 今度こそは しあわせだけを射貫いてみせる
5.
6.
7.
8.
ほえづら(Wolf Face) 僕にかみついたオオカミの歯形が じんわりひろがって そのうちに膿んでる やたらこわがって 利き腕に抱けない 深いしげみで 僕をみてうなってた 骨まで飢えて土まで渇くような そんな孤独がぽたりとしたたってた 僕よりもずっとひどい暮らしで それでも気ままに卵を食んでた あふれる木々の葉かげで 流れる川辺の路地で 僕はゆっくりタバコをくゆらせて こうしてじっくり殺伐としている 藁にもすがって 人肌にすがっていた そんな輩はうんざりと観たけど 僕がふれていたはずの股木は あせた手筈でいつも思い出せない はげしいきみのほえづら それでも殻を剥けない 歯茎に飛びでたキバが 書きあげた文も食いちぎった どうしてそんなに僕には貪欲なのか そんなにさっぱりわからなくないけれど どうしたことか気づけば僕も飢えて ともえになり共食いをはじめてた さげすむ声が飛び交って そうしてまんまと死にかけて蘇る 安堵をすれば生きかけて死にかける 不穏なことに微笑みがこぼれだす 獣がふいをつかれて 不実な散弾を打ち込まれ 道理がきみの尾をひき 清潔な檻で僕を待つ
9.
もや(Haze) 01:46
もや(Haze) とおい もやが はれていくようだった そばで みみを やすませておくれよ とおい もやが はれていくようだった
10.
あん(Salt Taste) 薄皮を剥いで あんを頬ばろうとしたら ぼろぼろと 手にはおえずにこぼれ きたなくなったねと 床をふいて きれいにしよう そういえば 埖も出してない かわいてないねと ゆすぎをおえた手ぬぐいしぼって かわってないよと 空耳してこたえたりね ふとしたことさ きみが食べきって それに気づいたばかりか なみだ飲みほして 甘がらいおやつだったね
11.
十二月(We Saw The Orion) 点々と星を結んでいくと だんだんと月をなぞっている ゆうべは眠れなかったよ きみとはぐれてばかりで 長くのびたすすき穂が ひとつひとつ束になって 夏にくれた便りが 春のかげを燃やして 秋にふれた気持ちで 僕は生きているから わんわんと泣いているのだろう 連絡しない僕のこと憎んだりしてる? それでもいいよ はやく電話もつくろう きみをひとり待ちわびて 十二月をまたぎだす 空をあおぐたびにさ 色んなことに気づくよ そおっと手放せないなら それは愛と違うよ 浅ましい呪いをうけ くだらない思いをして いつまでこんな日を耐えしのいでる 耳がただ痛んでいく Let Me See You Again それからだよ こころにふれたい からだは二の次 僕らはまだ満ち足りねぇ だからWant You Stay With Me 春には雪崩れる山辺の肌には 綿毛がこぼれて実るよ(Everywhere,Blooming) 風に立てたたんぽぽが僕の頬にふれると(Gently Breeze) ちぐはぐだった暦が針をもどしはじめる(Everything,Fixed) 夏にふれたなごりで ぼくらはベッドにもぐる(We A'int No Sleeping.) Ich komme klar,Ich komme klar. So bleiben Sie gesund. そんな十二月できみはどうしているかな
12.
outro 05:07

about

The Leon Albun

Dedicated to Rie Aihara(Get the hell out of here!!)

Produced by Ueda Takayasu
Co-Produced by Sappow

Words & Music by Ueda Takayasu

Recorded by Each Players
Edited & Mixied & Mastered by Ueda Takayasu(Singing Frog Studio)
Assistant Engineered by Sue(Singing Frog Studio)

Singing Frog Studio Web Site(Web Managemented by Mitsuo Nakaya)
singingfrogstudio.info

credits

released December 15, 2020

license

all rights reserved

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about

Ueda Takayasu Japan

Ueda Takayasu was born in Hiroshima in 1984. After spending his childhood in Germany, Ueda Takayasu lives and plays in Japan and plays music.
It supports various artists, own studio work(Singing Frog Studio), and experimental label Unfinished House (UH).
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